障害のある人のための著作権法改正

2009年 11月 17日

以下のようなシンポジウムがあります。来年度の著作権法改正では,障害のある人の情報アクセス(教科書や,一般の出版物,放送も含まれます)について,かなり大幅な改正が行われます。関心のある人は,ぜひどうぞ。


http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/pdf/20091125.pdf

シンポジウム「著作権法改正と障害者の著作物利用・情報保障を考える」

障害者関係20団体で構成される障害者放送協議会では、足かけ10年にわたり、障害者の情報保障促進や著作物利用環境の格差是正等を目指し、著作権法の関連条項の改正を求めて活動してまいりました。来年1月1日施行の法改正で「障害者も健常者と同様に多様な情報へのアクセスが可能」になる(文化庁資料)とされていますが、実際に障害者全ての情報保障があらゆる場面において健常者と「同様」となるのか、法律の実効性の問題、残された課題等について検討が必要です。

このような趣旨をふまえ、広く国民的な議論をして頂くための問題提起として、下記のシンポジウムを開催したく、関係する多くの皆様にご参集を呼びかけるものです。

          記

日 時:平成21年11月25日(水)12時30分〜14時40分
場 所:参議院議員会館 第3会議室(東京都千代田区永田町二丁目1-1)
主 催:障害者放送協議会
内 容:関係者からの意見発表とシンポジウム

テーマ:改正著作権法への期待と今後の課題

この投稿の続きを読む »


東大先端研バリアフリー系・オープンハウスのお知らせ

2009年 10月 20日

今週金曜日,東大先端研の我々のセクションでオープンハウス(オープンキャンパス)を行います。教授陣の講演会や討論会が中心で,私も機器展示などでうろうろしていると思います。急な話で恐縮ですが,ご関心のある方はぜひどうぞ。

この投稿の続きを読む »


携帯電話で漢字など文字の動画を見る方法

2009年 10月 14日

あまり知られていないかもしれませんが,NTTドコモやソフトバンクモバイル,auなど各社から発売されている携帯のうち,「Windows Mobile」というOSが使用されているものでは,PowerPointのファイルを特に改変することなくそのまま,見ることが出来ます。

特別支援教育でのPowerPoint活用(http://www.microsoft.com/japan/enable/ppt/)で配布しているスライドも,文字のスライドはもちろん,VOCAのスライドやタイマーも含めて,すべて携帯で動作するはずです。したがって,パワーポイントとWindows Mobile携帯があれば,モバイルVOCAやタイマーを簡単に作ることが出来ます。

文字PPTがSoftbank MobileのX02HTという携帯で動作しているようすを撮影してみました。以下の動画です。


手作りのフィルム・スリットで読み困難を楽にする

2009年 9月 10日

ずいぶん前の記事になりますが,「読み障害を支援するカラーフィルムをパソコン上で実現」という記事を書きました。この記事では,パソコンに表示されている文字が読みにくい・まぶしいと感じている人のために,画面に仮想的に色つきのフィルムをかけるような効果を設定できるフリーソフトを紹介しました。

最近になって,「カラーフィルム」というキーワード検索からこのブログを見に来てくださる方が増えてきています。そこで,パソコンとは別の,手作りの読みの補助具として,コントラストを下げて読みづらさを軽くするフィルムと,スリットを空けたシートで作る読字ガイドの作り方を紹介します。

この投稿の続きを読む »


東大先端研公開シンポジウム「メディアにおける障害者」

2009年 9月 9日

来週,以下のようなシンポジウムが開かれます。テレビでよく取り上げられる「頑張る障害者」という演出など,障害者の描かれ方に違和感を感じている方,よろしければ見にいらしてみませんか。

「イメージはいかに『消費』されるのか? ーーメディアにおける障害者」

シンポジスト:
 篠原美緒(NHK制作局 第1制作センター 文化・福祉番組部)
 浅見克彦(和光大学総合文化学科教授)
 松波めぐみ(世界人権問題研究センター専任研究員)
コメンテイター:
 福島智(東京大学先端科学技術研究センター教授)
 星加良司(東京大学先端科学技術研究センター特任助教)
司会:飯野由里子(東京大学先端科学技術研究センター特任助教)

この投稿の続きを読む »


無料の日本語音声エンジンを入手する方法

2009年 9月 4日

以前,「読み上げソフトについての質問あれこれ」で紹介していた,無料のMicrosoftのSAPI4の音声エンジン(L&H TruVoice TTS Engines)が,ダウンロードできなくなっています。

一番簡単かつ確実なのは,音声の品質もMicrosoftのLHシリーズより優れているDTalkerシリーズの音声エンジンを入手することです。このDTalkerシリーズの音声エンジンの入手方法を以下に紹介しておきます。

この投稿の続きを読む »


ATACカンファレンス2009京都のお知らせ

2009年 9月 4日

皆様,すっかりご無沙汰しております。DO-ITからどたばたとしているうちに,あっという間に9月がやってきました。かと思えば,もう今年もATAC京都の季節がすぐそこに・・・一年って本当に早いですね。

今年も京都でATACが開催されます。私も講師として参加します。一般研究発表や活動報告なども募集していますので,こちらもぜひチャレンジしてみてください。

以下,お知らせです。

—–

ATACカンファレンス2009京都のご案内(転載自由です)

ATAC(エイタック)カンファレンスは1996年にスタートした,支援技術とコミュニケーション技術に関するセミナーを中心とした会です。

この投稿の続きを読む »


DO-IT Japan2009:障害学生の大学進学を支援する公開シンポジウム

2009年 7月 17日

梅雨も明け,いきなり猛暑の夏がやってきましたね。

いよいよ今月末から,DO-IT Japan 2009が始まります。DO-IT Japanは基本的に非公開のイベントですが,一部,公開イベントも準備しています。以下の一般公開シンポジウムがそれです。障害のある学生の大学など高等教育への進学について,今年もディスカッションします。

交流会も用意していますので,ご関心おありの方は,ぜひ,いらしてくださいね!


一般公開シンポジウム
大学進学に不安を抱える子どもたち・親御さんたちのために
~努力だけでなく周囲に求めていく必要のある配慮~

DO-IT Japanには,大学入学を目指す,様々な障害のある高校生たちが参加しています。障害のある高校生たちが大学を受験する際,どのような配慮が必要でしょうか?また,実際にはどのような配慮が受けられ,その配慮の申請手続きはどんなものなのでしょうか?障害のある高校生の受験の実体験を通じて,彼らの「受験」を取りまく現状について議論します。

<開催概要>

日時:2008 年8月1日(土)13:30~18:00

場所:東京都目黒区駒場4丁目6番1号 東京大学先端科学技術研究センター
4号館2階講堂 (一般公開シンポジウム)
3号館中2階ホール(交流会)
地図:http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/maps/index.html

参加費:無料,予約不要(交流会参加者のみ,事前予約と軽食費1,000円が必要)
対象:どなたでもご参加いただけます

<プログラム>

この投稿の続きを読む »


文字PPTでオリジナル漢字ドリルを作る方法

2009年 6月 15日

さて,今回はkoko-mailのメーリングリストで話題に上がっていた,「弱視の子ども向けの漢字ドリルを作りたいのだけど,何か良い方法は?」という質問について,MS&東大先端研共同開発の文字PPTで,「動くオリジナル漢字ドリル」を作る方法についてのご紹介です。

※この文字PPTの最近の記事は,「触覚で漢字の書き順や構造を学ぶ方法」や「Microsft PowerPoint® 向けの文字教材サイトをオープンしました」を参照ください。

市販されている漢字ドリルは1ページに印刷されている文字のサイズが小さいためか,「弱視の子ども向けにワープロでオリジナルの漢字ドリルを作る方法はないだろうか」というご質問だったのですが,ワープロの代わりに,PowerPointと文字PPTを使ってドリルを作ることができます。改変して作成したファイルの再配布が規約上できないので,ビデオでどのようなものかをご紹介します。

この投稿の続きを読む »


東大公開フォーラム「教育のバリアフリー、そしてバリアフリーの教育」

2009年 6月 9日

「東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター」の開設記念イベントとして,市民公開フォーラムを開催されます。我々のプロジェクトからも,中邑教授と福島教授が参加します。

東大シンポ・ポスター

詳細は以下をご覧ください。

この投稿の続きを読む »