Archive

Archive for the ‘読み障害’ Category

米国のK12(小中高)での電子教科書の利用(1)

2010年 10月 20日 コメントをどうぞ

本日,昨日と,シアトルや,その周辺のSchool districtを再び回って,支援技術担当者に会ったり,小学校を見学してきました(日本の某研究所からの先生二人から見学依頼があったので,先生方もお連れして訪問しました)。Snohomishの方は以前も伺っていて,学校にも訪問して担当者のこともよく知っていますし,とても進んだ取り組みを初めておられるので印象深く忘れそうにないのですが,Seattle Public Schoolsの方が初めて伺って,今回は担当者に会うのみで学校に訪問するセッティングも間に合わなかったので,忘れないうちにメモしておきます(随時追加予定)。

結論から言えば,今回見学したSeattleとSnohomishでは,「BookshareのテキストDAISYをダウンロードして,音声読み上げ機能のあるATソフトウェアで読む」というやり方が基本でした。

基本情報

最初に訪問したのはSeattle Public Schoolsです。 続きを読む…

携帯電話で漢字など文字の動画を見る方法

2009年 10月 14日 コメントをどうぞ

あまり知られていないかもしれませんが,NTTドコモやソフトバンクモバイル,auなど各社から発売されている携帯のうち,「Windows Mobile」というOSが使用されているものでは,PowerPointのファイルを特に改変することなくそのまま,見ることが出来ます。

特別支援教育でのPowerPoint活用(http://www.microsoft.com/japan/enable/ppt/)で配布しているスライドも,文字のスライドはもちろん,VOCAのスライドやタイマーも含めて,すべて携帯で動作するはずです。したがって,パワーポイントとWindows Mobile携帯があれば,モバイルVOCAやタイマーを簡単に作ることが出来ます。

文字PPTがSoftbank MobileのX02HTという携帯で動作しているようすを撮影してみました。以下の動画です。

手作りのフィルム・スリットで読み困難を楽にする

2009年 9月 10日 コメントをどうぞ

ずいぶん前の記事になりますが,「読み障害を支援するカラーフィルムをパソコン上で実現」という記事を書きました。この記事では,パソコンに表示されている文字が読みにくい・まぶしいと感じている人のために,画面に仮想的に色つきのフィルムをかけるような効果を設定できるフリーソフトを紹介しました。

最近になって,「カラーフィルム」というキーワード検索からこのブログを見に来てくださる方が増えてきています。そこで,パソコンとは別の,手作りの読みの補助具として,コントラストを下げて読みづらさを軽くするフィルムと,スリットを空けたシートで作る読字ガイドの作り方を紹介します。

続きを読む…

カテゴリー:過敏性, 読み障害, 学習障害

無料の日本語音声エンジンを入手する方法

2009年 9月 4日 20件のコメント

以前,「読み上げソフトについての質問あれこれ」で紹介していた,無料のMicrosoftのSAPI4の音声エンジン(L&H TruVoice TTS Engines)が,ダウンロードできなくなっています。

一番簡単かつ確実なのは,音声の品質もMicrosoftのLHシリーズより優れているDTalkerシリーズの音声エンジンを入手することです。このDTalkerシリーズの音声エンジンの入手方法を以下に紹介しておきます。

続きを読む…

カテゴリー:読み障害, 読み上げ

文字PPTでオリジナル漢字ドリルを作る方法

2009年 6月 15日 コメントをどうぞ

さて,今回はkoko-mailのメーリングリストで話題に上がっていた,「弱視の子ども向けの漢字ドリルを作りたいのだけど,何か良い方法は?」という質問について,MS&東大先端研共同開発の文字PPTで,「動くオリジナル漢字ドリル」を作る方法についてのご紹介です。

※この文字PPTの最近の記事は,「触覚で漢字の書き順や構造を学ぶ方法」や「Microsft PowerPoint® 向けの文字教材サイトをオープンしました」を参照ください。

市販されている漢字ドリルは1ページに印刷されている文字のサイズが小さいためか,「弱視の子ども向けにワープロでオリジナルの漢字ドリルを作る方法はないだろうか」というご質問だったのですが,ワープロの代わりに,PowerPointと文字PPTを使ってドリルを作ることができます。改変して作成したファイルの再配布が規約上できないので,ビデオでどのようなものかをご紹介します。

続きを読む…

Microsft PowerPoint® 向けの文字教材サイトをオープンしました

2009年 3月 28日 2件のコメント

「特別支援教育でのPowerPoint活用」というWebサイトを公開しました。このサイトでは,マイクロソフト社のプレゼンテーションソフトPowerPoint(パワーポイント)で作成した,授業などで使えるスライドの例を,その作成方法とともに紹介しています。

特別支援教育でのPowerPoint活用
http://www.microsoft.com/japan/enable/ppt/

また,(これが個人的には目玉だと思っているのですが)小学校で学習するひらがな,カタカナ,数字,漢字のすべての文字を一画ごとに独立したパーツの組み合わせで構成したスライドを無償でダウンロードできます。長音符や小文字も含めて,1,182文字すべてをスライドとして用意しました。加工も自由にしていただけます。活用法方法も紹介しています。

続きを読む…

メールなど画面内容をすべて読み上げてくれる携帯電話

2009年 3月 26日 1件のコメント

視覚障害者の世界では誰もが知っていることになってきていますが,読み書き障害の世界ではあまり知られていないかもしれないと思い,テキスト読み上げ機能のある携帯電話のご紹介です。

ドコモから発売されている「らくらくホン」シリーズには,すべての機種に読み上げ機能が標準搭載されています。文字が読めなくても,携帯電話がメールや画面の操作項目などを,すべて音声で読み上げてくれます。

視覚障害者向け,として開発された携帯電話ですが,ディスレクシアなど読みに困難のある人々にとって役立つものです。

続きを読む…